JR奈良線JR木津駅(きづえき)歴史
木津駅(きづ)は、京都府南部の木津川市の代表駅で、京橋(大阪)方面・京都方面・奈良方面・亀山方面の4方向に線路がつながり、2路線の起点駅に当たる交通の要衝。
JR奈良線JR木津駅乗り入れ路線
JR奈良線には下記の路線が乗り入れている。
木津駅の所属線は関西本線で、奈良線と片町線の3路線が乗り入れる。
奈良線と片町線は木津駅が路線の始終着駅だが、奈良線の列車は運転系統上、関西本線に乗り入れ奈良駅を始終着としている。
片町線は、奈良駅へ乗り入れる早朝2本、深夜2本を除く全ての列車が木津駅を始終着とする。
アーバンネットワークエリア内で、関西本線は「大和路線」の路線愛称設定区間に含まれ、片町線は「学研都市線」の路線愛称が設定されている。
木津駅の年号
1896年(明治29年) 3月13日 – 奈良鉄道が、現在の奈良線に当たる路線を玉水駅から延伸し、終着として木津駅(一般駅)が開業。
1896年(明治29年)4月18日 – 奈良鉄道が、木津駅から奈良駅まで延伸。途中駅となる。
1898年(明治31年)6月4日 – 関西鉄道が、現在の片町線に当たる路線を長尾駅から延伸。終着として新木津駅が開業。木津駅と連絡駅になる(距離は約600m)。
1898年(明治31年)9月16日 – 関西鉄道が新木津駅 – 木津駅間を延伸し、木津駅へ乗り入れる。木津駅が奈良鉄道と関西鉄道片町方面の接続駅となる。
1898年(明治31年)11月18日 – 関西鉄道が新木津駅 – 加茂駅間を延伸し、名阪間の新ルートとなる名古屋駅 – 新木津駅 – 網島駅(1913年廃止)間が全通。
1900年(明治33年)6月6日 – 関西鉄道が路線を再編。名阪間の本線を大仏駅経由に変更し、加茂駅 – 新木津駅 – 網島駅間は支線に格下げ(運転系統上は同年9月1日に施行)。
1901年(明治34年)1月18日 – 関西鉄道の新木津駅 – 木津駅間が休止。
1905年(明治38年)2月7日 – 関西鉄道が奈良鉄道を合併する。木津駅は関西鉄道単独駅となる。
1907年(明治40年)8月21日 – 関西鉄道が加茂駅 – 木津駅間の新線を開業した。同時に、加茂駅 – 奈良駅間は木津駅経由に切り替えられ、現在の関西本線ルートが完成した。同時に新木津駅 – 木津駅間を再開し、名古屋方面と放出方面の接続駅の機能も木津駅に集約した。さらに、加茂駅 – 新木津駅間を休止(同年11月1日正式廃止)、新木津駅も休止(新木津給水所となる)した。
1907年(明治40年)10月1日 – 関西鉄道が国有化。帝国鉄道庁の駅となる。同時に新木津給水所を新木津給水給炭所に改称した。
1909年(明治42年)10月12日 – 線路名称制定により、関西本線所属となる。
1911年(明治44年)8月30日 – 休止中の新木津駅(新木津給水給炭所)を廃止。
1984年(昭和59年)2月1日 – 貨物営業廃止(旅客駅となる)。
1984年(昭和59年)10月20日 – 荷物扱い廃止
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
1988年(昭和63年)3月13日:加茂駅 – 当駅間が電化。
1998年(平成10年)8月5日:自動改札機を設置し、供用開始。
2003年(平成15年)11月1日:「ICOCA」の利用が可能となる。
2007年(平成19年)4月1日:橋上駅舎の使用を開始。
2007年(平成19年)7月2日:東口の駅前広場が完成。
2008年(平成20年)2月8日 – 旧駅舎のホーム連絡通路を再利用した東西連絡通路の供用を開始。
2009年(平成21年)10月4日:大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
2021年(令和3年)10月2日:ダイヤ改正に伴い、加茂発着の大和路快速は日中毎時2本から1本に減便する。
JR奈良線 JR奈良線歴史一覧
JR西日本旅客鉄道 奈良線 京都駅 – 東福寺駅 – 稲荷駅 – JR藤森駅 – 桃山駅 – 六地蔵駅 – 木幡駅 – 黄檗駅 – 宇治駅 – JR小倉駅 – 新田駅 – 城陽駅 – 長池駅 – 山城青谷駅 – 山城多賀駅 – 玉水駅 – 棚倉駅 – 上狛駅 – 木津駅( – 平城山駅 – 佐保信号場 – 奈良駅)
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