宇治のふるさと菟道を歩く~黄檗から三室戸へ~日帰りで巡る観光モデルコース【宇治市観光スポット巡り/奈良線観光コース】
宇治のふるさと菟道を歩く~黄檗から三室戸へ~日帰りで巡る観光モデルコース
京都府と奈良県を結ぶ主要道路が通過している宇治は、古くから交通(奈良街道)の要衝として栄えてきた地域で、800年前から栽培が始まったといわれる高級日本茶「宇治茶」の産地として有名です。
京都府宇治市のには宇治茶を支えた御茶師の屋敷が多く残っており、宇治川を中心とした歴史と情緒ある美しい景観と、世界遺産の「宇治上神社」「平等院」をはじめとする多数の社寺仏閣が点在し京の都として別荘地としても歴史があます。
宇治市の旅の中でしか出会えないJR黄檗駅周辺観光名所、観光スポット・観光コースの魅力を日帰りで旅で再発見してください。
JR奈良線JR黄檗駅→黄檗山萬福寺→駒蹄影園碑→蔵林寺→隼上り瓦窯跡→安養寺→厳島神社→十八神社→三室戸寺→JR奈良線JR宇治駅
黄檗宗大本山萬福寺から古いまちなみを楽しみながら、花の寺としても有名な三室戸寺へ。
萬福寺では中国風精進料理「普茶料理」が味わえます。
※距離:約4km
※所要時間 約3時間(宇治市の観光スポット巡り日帰り半日観光モデルコース)
ジャンル 歴史・神社・仏閣/芸術・文化・街並
JR奈良線JR黄檗駅
京都府宇治市にあるJR黄檗駅は、JR奈良線の駅として1913年から現在に至ります。
黄檗山萬福寺
1654年、日本からの度重なる招請を受け、中国福建省から渡来した隠元禅師が、後水尾法皇や徳川四代将軍家綱公の尊崇を得て、1661年に開創した明朝伽藍の寺院。
駒蹄影園跡碑
明恵上人は栂尾で育てた茶を宇治の地へ移植させましたが、
茶の木を与えられた宇治の里人は、それをどのような間隔で植えたらいいのか悩んでいました。
すると、明恵上人が馬に乗ったまま畑に乗り入れ、その蹄の跡に茶の木を植えるように教えた伝説が記されています。
~栂山の尾上の茶の木分け植えてあとぞ生ふべし駒の足影~
蔵林寺
恵心僧都とのゆかりを説く浄土宗のお寺です。
平安時代後期の仏像四体が安置され、本尊の阿弥陀如来像は全体に細くしなやかな姿で、お顔のつくりもおだやかです。
隼上り瓦窯跡
7世紀前半の瓦窯の跡。国の史跡に指定されています。
安養寺
宇治橋下流東岸の地から移転したと伝えられます。地蔵菩薩立像は北向地蔵と呼ばれ信仰を集めました。阿弥陀如来坐像とともに平安時代の作品です。
厳島神社
本殿は元禄十年(1697)に建てられたもの。大鳳寺村の産土神として信仰を集めています。
十八神社
三室戸寺本堂左手にあります。室町時代の特徴を持つ古建築。
京都の花寺三室戸寺
本山修験宗の別格本山で、約1200年前に創建されたといわれています。紫陽花と蓮で有名なこの寺は、西国巡りの札所としても、全国各地から四季を通して大勢の参拝客が絶えない寺です。
JR奈良線JR宇治駅
JR奈良線JR宇治駅は1896年(明治29年)1月25日 – 奈良鉄道の桃山駅 – 玉水駅間延伸時に開業。
のち1905年(明治38年)2月7日 – 奈良鉄道との合併により関西鉄道となり
1984年(昭和59年)駅南側にあるユニチカ宇治工場に向けて専用線が分岐し、タンク車による化学薬品の輸送が行われていたが廃止となる。
宇治市へのアクセス
【車で最寄りICから】
◆東京・名古屋方面より:
京滋バイパス・宇治東IC—府道7号線(約3分)
◆大阪・神戸方面より:
京滋バイパス・宇治西IC—R24—府道241号線—府道7号線(約10分)
【公共交通機関で】
◆京都方面より JR奈良線:
JR京都駅—<JR奈良線みやこ路快速>—JR宇治駅(約17分)
◆大阪方面より 京阪:
淀屋橋駅—<京阪京都線特急>—中書島駅—-<京阪宇治線>—宇治駅(約39分)