太陽が丘の西隣にある約10ヘクタールの植物公園。園内には、ガシュマル、ヤシ、ブーゲンビリアなど530種類、約7,000株の熱帯、亜熱帯植物が四季を通して鑑賞できる緑の休憩所(温室)をはじめ、花の広場、ハーブ園などがあります。
花と緑と水の楽園。宇治市植物公園
写真提供:古都テレビ
宇治市植物公園は、平成8年に宇治市の南西部、山城総合運動公園(太陽が丘)と府民ふれあいの森に隣接する丘陵地にオープンしました。
丘陵地ならではの起伏に富んだ敷地には工夫を凝らした様々な施設があり、訪れる人たちを楽しませ、中でも、入り口から入って正面にすぐ見える「花と水のタペストリー」は、壁泉・カナール(水路)を軸線とし日本一を誇る立体花壇となっています。幅62m・高さ18mの壮大な雛壇(46段)に3675基のプランターを並べ、宇治市に因んだ風物や干支などが図案化され、季節に合った植物で錦絵模様が見事に描かれており、季節ごとに様々な絵を楽しむことができます。
園内は「春・夏・秋」と季節ごとに区域が分けられ、北東部右側にはモミジ、コナラ、アカマツなど紅葉や木の実が楽しめる秋のゾーン、 南西部左側には梅、桜や一年草花壇など季節の花々が楽しめる春のゾーン、洪水調整池となる修景池を中心とし、巨椋池系花蓮等、夏季に彩り豊かな水辺となる夏のゾーンなど、それぞれに特色あるコンセプトとなっています。
緑が見渡せる開放的なカフェレストラン「蝶」での、お昼のランチプレートや、夜の本格的なディナー、各国の雑貨を扱ったショップを満喫できるほか、ガーデンウエディングなども行われています。
温室や季節のイベントも人気!
約1,600㎡のガラス室となる緑の休息所・温室は、クリーンエネルギーによって加温され、年間を通じて熱帯・亜熱帯植物の花が咲き誇る回遊式温室で、およそ650種類の熱帯・亜熱帯性植物を植栽展示、その他にも、お茶のまち宇治市ならではの選抜された茶の木3原種が展示されていたり、源氏物語の宇治十帖にちなみ、源氏物語に登場する植物が歌碑と共に園路沿いに植栽されています。
また植物公園では年に数回、夜の特別開園も行われており、昼間とは違った光景が楽しめます。春には、園内の見事な枝垂桜区域のライトアップが行われ、夜桜見物が。
初夏には、ホタルナイター見物が開催され園内のホタル保護区域は幻想的な夏の夜が演出されます。 温室区域でも夜間公開をすることがあり、夜にしか咲かない花を観賞できるイベントも御座いますので、開催時期等、詳しいご案内は宇治市植物公園へ電話でお問い合わせください。
宇治市植物公園情報
施設名 | 宇治市植物公園 |
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会場住所 | 〒611-0031 京都府宇治市広野町八軒屋谷25-1 |
時間 | 09:00 ~ 17:00 |
お問合せ | 宇治市植物公園 0774-39-9387 |
アクセス |
【電車】 京阪宇治線「宇治」駅下車 バスで約10分 JR奈良線「JR宇治駅」下車 バスで約10分 近鉄京都線「大久保」駅下車 バスで約10分 京阪バス「植物公園」(240・240A・250・250A系統)下車すぐ 京滋バイパス「宇治東IC」より府道15号経由で約15分 京滋バイパス宇治西ICから約15分 |
宇治市植物公園アクセスマップ