新撰組ウオーキング~伏見界わい~戻らぬ時勢に挫折。5年間の疾風止んだ
新撰組ウオーキング~伏見界わい~戻らぬ時勢に挫折。5年間の疾風止んだ
新撰組ウオーキング~伏見界わい~戻らぬ時勢に挫折。5年間の疾風止んだ
城南宮→鳥羽離宮跡公園→御香宮神社→魚三楼→伏見奉行所跡碑→維新戦跡碑→寺田屋→京都府立伏見港公園
戊辰戦争の始まりとなった鳥羽・伏見の戦いの跡は伏見一帯に点在している。新撰組にとっては敗走するだけの無念の戦いだった。戊辰戦争の跡を訪ねるには、戦いの火ぶたが切られた城南宮からスタートするといい。
※距離:10km
所要時間 5時間
ジャンル 歴史・神社・仏閣
城南宮
平安遷都の際、都の南に国の守護神として創建された古い神社で、方除けの神として信仰を集めている。
社殿は平安調に統一された優美な姿をみせる。春の山、平安、室町、桃山、城南離宮の庭と趣向が凝らされた庭園「楽水苑」は、源氏物語花の庭とも呼ばれ、小川に杯を流し和歌を詠み御酒を頂く「曲水の宴」が、毎年春と秋の2回行われ、その優雅な行事は古都の風物詩となっている。
春はしだれ梅と椿に彩られ、秋は紅葉が水面に映え、多くの人で賑わう。
鳥羽離宮跡公園
鳥羽離宮は、11世紀の末、白河上皇が京都の南・鳥羽の地に造営した広大な離宮です。白河・鳥羽・後白河、三代にわたって院政の拠点として栄えました。
御香宮神社
平安時代の初め、この地に湧きでた香水が神社の名前の起こりとされ、地元では「ごこんさん」と呼ばれている。名水百選に選ばれている御香水の人気は高く、現在でも容器持参の人たちが大勢詰めかける。境内には本殿や表門、能舞台、絵馬堂など、桃山建築の特徴を持つ建物が目立つ。また、小堀遠州が伏見奉行所に作った庭園の石を移築した石庭があることでも知られている。
魚三楼
江戸時代創業、250年以上の歴史を誇る老舗の京料理店。
伏見奉行所跡碑
江戸幕府の遠国奉行の一つ。伏見の民政・御所の警護・西国大名を監視。1666年(寛文6)水野忠貞が初代奉行。鳥羽伏見の戦の際、新撰組がここで薩長軍と激戦をかわす。
維新戦跡碑
御香宮神社境内の「明治維新 伏見の戦跡」石碑がある。
寺田屋
明治維新の立役者、坂本龍馬が身を寄せた船宿。文久2年(1862)4月23日討幕急進派がこの寺田屋に結集し決起を企てた「寺田屋騒動」は有名。
鳥羽伏見の戦いで罹災しており、現在の建物はその後再建されたものである。