京の島原・壬生と京都新選組【京都市下京区観光スポット巡り/奈良線観光コース】
京の島原・壬生と京都新選組
京の島原・壬生と京都新選組
JR奈良線京都駅→本願寺(西本願寺)→島原→新選組 壬生屯所遺跡(八木家)→壬生寺
【新選組史蹟、ゆかりの地等8箇所を観察】
遊郭の島原や今も残る屯所跡を訪ね 隊士達のエピソードを語ろう。
※距離:3.5km
※所要時間 3時間30分(移動のみ)
ジャンル 歴史・神社・仏閣
JR奈良線JR京都駅
日本有数の観光都市である京都府京都市の玄関となる駅であり、東海道新幹線の全列車が停車するほか、JRには北陸線・山陰線(嵯峨野線)・関西空港・南紀方面、近鉄には奈良・橿原神宮・伊勢志摩など、各地を結ぶ特急列車が発着する。
1日平均の乗降人員が各社合計で67万人を超える日本でも有数のターミナル駅である。
本願寺(西本願寺)
浄土真宗本願寺派の本山。
境内の御影堂、阿弥陀堂(ともに国宝)の威容には圧倒される。伏見城からの移築とも言われる唐門、現存する能舞台では日本最古と言う北能舞台や、白書院、黒書院、飛雲閣(いずれも国宝)の建築物は、華麗な桃山文化の粋を今に伝えている。
他には、天明の大火(1788)の折、水を噴きかけ御影堂の類焼を防いだと言い伝えがある「水吹き銀杏」(京都市の天然記念物)がある。
なお、平成6年(1994)に世界文化遺産に登録された。
島原大門
島原大門は、京都の花街である島原の東入口にあたる大門で、京都市の登録有形文化財。高麗門形式である。 島原は寛永17年または寛永18年六条三筋町から移転した日本初の幕府公認の遊女街(現代の風俗)。
新選組 壬生屯所遺跡(八木家)
文久3年(1863)3月16日、八木家右門柱に松平肥後守御領新選組宿という表札が掲げられ、新選組が誕生した。幕末京都の治安を守った新選組があしかけ3年を過ごした壬生屯所時代。奥座敷の鴨居に残る刀傷は内部抗争で芹澤鴨らが暗殺された際に付けられたもので、当時をしのぶことができる。京都市指定有形文化財指定。
壬生寺
壬生寺は、延命地蔵菩薩を本尊とし、991年に創建した律宗寺院で、厄除、開運の寺として庶民の信仰を集めている。境内は保育園や老人ホームなどが建ち庶民的な雰囲気だが、毎年恒例の節分会や重要無形民俗文化財壬生狂言などの行事にはたくさんの人が訪れにぎわいをみせる。
また、寺の近隣には幕末に新選組の駐屯所があり、境内の壬生塚には新選組隊士11名の墓と近藤勇の胸像等がまつられている。