写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー
【興福寺(こうふくじ)】
興福寺は、京都山科の藤原鎌足私邸に建立された山階寺が前身となります。
飛鳥を経て、和銅3(710)年平城遷都に伴い藤原不比等によって現在地に移転されました。
その際に興福寺と名付けられ、以降、藤原氏の氏寺として大いに繁栄、奈良時代初期には四大寺の一つにあげられ、四町四方に170坊あまりの堂舎が立ち並ぶ寺院として隆盛を極めました。
治承4(1180)年の平重衡の南都焼討ちによって焼失した堂塔は、鎌倉時代に復興を遂げますが、その後、享保2年(1717)の火災によって、伽藍の西半分を失いました。
境内には光明皇后創建とされる五重塔(室町時代再建・国宝)、
北円堂(鎌倉時代再建・国宝)の国宝建築物をはじめ、
南円堂(江戸時代再建・重要文化財)、国宝館などが立っている法相宗の大本山。
また多くの仏教彫刻の名品を所蔵しています。(世界遺産)
※自家用車の駐車は山上駐車場へ。料金は500円です。
【興福寺(こうふくじ)アクセス】 |
所在地:〒630-8213 奈良市登大路町48 |
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【興福寺(こうふくじ)駐車場】 |
有り(普通車46台、バス16台) |
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【興福寺(こうふくじ)MEMO】 |
拝観時間 9:00~17:00(入堂・入館は16:45まで) 料金 東金堂 単独券:団体割引(30名以上) ●国宝館 国宝館 単独券:団体割引(30名以上) ●国宝館・東金堂共通券 ●中金堂 中金堂 単独券:団体割引(30名以上) ※中金堂の共通券の販売はありません。 |
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■興福寺(こうふくじ)見どころ
中金堂
奈良興福寺の伽藍の中心的な堂宇。7度の火災に遭い、1717年の火災で焼失した後仮再建のみに。2018年、約300年ぶりの復興を果たした。新たに金箔を貼りなおした釈迦如来像、薬王・薬上菩薩像(重文)、四天王像(国宝)などを安置。
興福寺五十二段
猿沢池の東側から興福寺五重塔へ上がる幅広い石段のことで、菩薩修行の段位五十二位になぞられたものであり、段の上は仏界を意味するといわれる。
※JR奈良駅、施設までの徒歩時間は直線距離から算出しておりますので、実際の所要時間と異なる場合がございます。
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JR奈良線観光スポット興福寺(こうふくじ)接続時刻表
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