新撰組はいずこ
新撰組はいずこ
新撰組ゆかりの地を巡ります。
八木邸→壬生寺→光縁寺→島原→本願寺(西本願寺)
新撰組ゆかりの地を巡ります。
ジャンル 歴史・神社・仏閣
※所要時間:約3時間(移動時間のみ)
新選組 壬生屯所遺跡(八木家)
文久3年(1863)3月16日、八木家右門柱に松平肥後守御領新選組宿という表札が掲げられ、新選組が誕生した。幕末京都の治安を守った新選組があしかけ3年を過ごした壬生屯所時代。奥座敷の鴨居に残る刀傷は内部抗争で芹澤鴨らが暗殺された際に付けられたもので、当時をしのぶことができる。京都市指定有形文化財指定。
壬生寺
壬生寺は、延命地蔵菩薩を本尊とし、991年に創建した律宗寺院で、厄除、開運の寺として庶民の信仰を集めている。
境内は保育園や老人ホームなどが建ち庶民的な雰囲気だが、毎年恒例の節分会や重要無形民俗文化財壬生狂言などの行事にはたくさんの人が訪れにぎわいをみせる。
また、寺の近隣には幕末に新選組の駐屯所があり、境内の壬生塚には新選組隊士11名の墓と近藤勇の胸像等がまつられている。
光縁寺
浄土宗の寺で、知恩院の末寺にあたる。創建は、慶長18年(1613)頃で、天明の大火により焼失した堂宇は再建されて現在に至っている。
島原
島原大門は、京都の花街である島原の東入口にあたる大門で、京都市の登録有形文化財。高麗門形式である。
島原は寛永17年または寛永18年六条三筋町から移転した日本初の幕府公認の遊女街(現代の風俗)。
本願寺(西本願寺)
浄土真宗本願寺派の本山。
境内の御影堂、阿弥陀堂(ともに国宝)の威容には圧倒される。
伏見城からの移築とも言われる唐門、現存する能舞台では日本最古と言う北能舞台や、
白書院、黒書院、飛雲閣(いずれも国宝)の建築物は、華麗な桃山文化の粋を今に伝えている。
他には、天明の大火(1788)の折、水を噴きかけ御影堂の類焼を防いだと言い伝えがある「水吹き銀杏」(京都市の天然記念物)がある。
なお、平成6年(1994)に世界文化遺産に登録された。