JR棚倉駅から上狛駅、木津駅周辺を散策観光モデルコース
棚倉から上狛、木津周辺を散策観光モデルコース
棚倉から上狛、木津周辺を散策
JR奈良線JR棚倉駅→涌出宮(和伎神社)→椿井大塚山古墳→小林家住宅→高麗寺跡→上狛環濠集落→山城茶問屋ストリート(茶問屋街)→山城茶業之碑→泉橋寺→大智寺→平重衡首洗池→御霊神社→JR奈良線JR木津駅
古来より拓けたこの地域は、泉川(木津川)の水運と奈良街道沿線として繁栄し、三角縁神獣鏡で有名な古墳や日本一の石地蔵があるお寺、平安時代に創建したといわれる神社など古い史跡が多く、昔ながらの街並みとともにいにしえの埋もれた魅力を発見することができます。
お茶の京都 木津川市観光モデルコースに認定
※距離:約9km
※所要時間 約5時間
ジャンル 芸術・文化・街並
JR奈良線 JR棚倉駅
JR棚倉駅は旧山城町、現在の木津川市に位置する駅です。 1896年3月に棚倉駅の開業。奈良鉄道が3月13日に玉水駅-木津駅を開通、4月18日には木津駅-奈良駅が開通しています。
涌出宮(和伎神社)
和伎神社とも涌出宮とも呼ばれる和伎座天乃夫岐売神社(わきにますあめのふきめじんじゃ)は、天平神護2年(766)、現在の三重県にあたる五十鈴川の船ケ原から天乃夫岐売命を勧請したのが、その起こりと言われている。祭神は古来より雨を降らせる神としてあがめられ、清和天皇や宇多天皇も雨乞いの使者を遣わしたという。弥生時代の集落の跡に建てられており、境内からは当時使われていた石包丁や土器が数多く出土した。
中世以来続くいごもり祭等の宮座行事は、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
椿井大塚山古墳
木津川市(旧山城町)の中央部にたたずむ椿井大塚山古墳は、古墳時代前期(三世紀後半)のなかでも最古に位置づけられる代表的な前方後円墳です。
小林家住宅
高麗寺跡
飛鳥時代から平安時代まで存続していた寺で、高句麗(朝鮮半島)からの渡来氏族狛氏の氏寺として創建されたと考えられている。伽藍は西に金堂、東に塔を持つ法起式の配置で寺域は一辺が約200mの規模であったと考えられる。
昭和15年(1940)に国史跡に指定され、現在は跡地に石碑が建てられており、国内最古の寺院跡の一つ。
上狛環濠集落
山城茶問屋ストリート
幕末の神戸港開港により、山城のお茶は上狛浜から木津川・淀川を経て船で神戸に運ばれ、諸外国に輸出された。ここ上狛地区では多くの茶問屋が軒を連ね、明治・大正・昭和と賑わっていた。現在では問屋の数も少なくなったが、この付近を歩くとほのかにお茶の香りが漂い、お茶の町・山城を感じさせてくれる。
山城茶業之碑
山背古道沿いにある山城茶業之碑。山城茶業組合創立120周年を機に、山城茶の歴史を記念し、山城茶問屋ストリートの新たな発展の礎として建立された。
泉橋寺
泉橋寺は別名「橋寺」とも言われ、僧行基が五畿内(山城・大和・摂津・河内・和泉)に造営した四十九院のひとつ。境内にある石造地蔵菩薩坐像は鎌倉時代につくられたもので、高さは約4.58m。丸彫の石仏としては、日本一の大きさをほこっている。
五輪塔は国の重要文化財。
大智寺
本尊の文殊菩薩坐像と十一面観音菩薩立像は重要文化財。
文殊菩薩坐像は奈良時代に行基が架けた泉大橋が流され、残っていた橋柱から鎌倉時代に刻みだしたものと伝わる。伽藍を建立して安置したのが現在の大智寺の前身の橋柱寺といわれる。
平重衡首洗池
御霊神社
JR奈良線 JR木津駅
JR奈良線JR木津駅(きづえき)は、京都府南部の木津川市の代表駅にあたり、京橋駅方面(片町線)・JR京都駅方面(奈良線)・JR奈良駅方面・亀山駅方面(関西本線)への4方向に線路がつながっており、 JR関西本線および奈良線の列車はすべて奈良方面へ乗り入れる。